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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

諸外国に勝る下落率は岸田総理のせい?

   

 岸田ショックとの命名がされそうな急落となりました。弊社のお客様で自民党広島県連の方がいらっしゃいます。その方とは既に数年に渡るお付き合いをさせていただいておりますが、自民党員はそれ程珍しくありませんが、その方は相当の幹部に属するようで、勿論岸田総理もよくご存じで、メディアで報道されるように非常に真面目な方で、本当に良く話を聞いてくれる総理のようです。

 

 そうとは知らず、筆者は岸田総裁候補の時に「緊縮財政派で市場関係者は好まない」などと書いてしまい、最近になって「読みが深いねー」などと揶揄されましたが、懐深くいろいろお話を伺えました。

 

 差しさわりの無いところで「報道されていないようなところはないのですか?」と伺ったところ、岸田総理はお父様も政治家で東京大学を卒業されており、岸田総理も東京大学を目指していたものの浪人までして何度か試みるも叶わず、同じ政治家としてコンプレックスを持っていたようだと仰っておられました。

 

 お客様も岸田総理誕生喜んでおられましたが、新首相誕生で過去に例のない今回の株安には閉口されておりました。広島県連では今回の衆議院選挙は河合元法相の選挙違反事件で非常に逆風は吹く中で、岸田総理誕生で一気に逆転を狙っていたそうですが、現状は非常に複雑な思いだそうです。

 

 ここからは筆者の意見でありますが、岸田総理は就任前から成長と分配と発信しておりましたが、その所信表明演説で「分配無くして成長無し」と捲し上げました。これは賛同できません。先進国の中でダントツの低成長国である日本は、まずは米国GAFAのような成長企業を生み出す努力をするのが先決で、成長の前に分配は税金ですか?と突っ込みたくなります。

 

 それと、就任早々に増税の話は全くいただけません。増税で経済が成長した国は皆無であり、成長すれば税収は増えるのが経済の常識です。広島県連のお客様ではありませんが、これでは来る総選挙が筆者も心配です。13人の新しい閣僚が誕生しましたが、大臣になって1ヶ月もしないうちに選挙で落ちたなどということにもなりかねないと思うのは筆者だけでしょうか。

 

 本日は相場には触れませんでしたが、そろそろ底値離脱と思っていることには変わりません。悪しからずご了承ください。

 

 

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