昨日も申し上げましたが、米国市場に比べて日経平均はテクニカル分析で言う窓をよく開けます。まるで新興国市場のチャートのようですが、従ってその窓を開けた後の動きは三空叩き込み(窓を三つ開けて底入れ)、三空踏み上げ(窓を三つ開けて天井)のように、分岐点になると予想されますが、実際には窓が多過ぎてあまり当てになりません。
これではどう見ても米国市場の後追いをする新興国みたいですが、昨年まで個別銘柄ではなくアジアの一角として先物に海外資金は集中しておりましたので致し方ないと思われますが、今年は逆に個別に期待がかかります。
昨年後半には消去法からの始まりですが、日本の大手証券のキャラバン隊が日本株の推奨で現地を訪れると、以前はお付き合い程度にファンドマネジャーが1人か2人だったものが、現状では5人から多いと10人ぐらい集まり、各銘柄に興味を示していたそうです。
外国人投資家の本格参戦に昨日触れましたが、もうすでに動いているのかもしれません。彼らは常に世界のどこかで運用し利益を上げることが必須でありますので、万人が気付いたころには相当数動いているのではないでしょうか。
先物が先行しましたが、個別もいい循環物色が進んでおります。現在国策の一丁目一番地、少子化対策、DX、GX…。この手の銘柄は小型株が多いので乱高下がお約束ですから、値惚れせずに押し目買いを貫いてください。
少子化対策でも子供イコール保育園から、更に思考を上げて子供が健やかに育つ家庭環境もれっきとした少子化対策です。岸田総理の言うところの「異次元の少子化対策」は、少なくともそこまで発展するものと思われます。
更にDX、GXも然りであります。
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