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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

重要週を迎える米国市場のレンジ抜けは?

  

 今週の米国市場は1日にFOMC3日には雇用統計と重要指標の発表を控えており、重要イベントを前に本来であれば先週の米国市場はもっともたついてもおかしくない状況下、ダウは6連騰、NASDAQS&P500も連騰し、一番出遅れていたNASDAQ200日線を越えてまいりました。

 

 また、各企業の決算発表も先週のテスラに続き、今週はGAFAM、ファイザー、エクソンモービル、キャタピラーなどの主力企業が重なり佳境を迎えます。ミクロ、マクロともに重要週を迎え、レンジ抜けが現実味を帯びて来るか注目であります。

 

 東京市場も決算発表でいつものように「日本電産」が先陣を切りましたが、予想外の決算内容はネガティブサプライズとなり、市場では記憶に新しいソニーショックを思い起こした投資家も多かったと思いますが、売られたのは1日だけでその後押し目買いから戻しております。

 

 記者会見上、永守会長は「50年間溜まって小さな垢、外部からの前経営陣が残した大きな負の遺産を今期中に全て処理する。その構造改革費用として500億円計上する」と発言し、その後は何時もの永守節を披露、実績面では申し分のない会長の言葉を市場は前向きの捉えたのだと思われます。

 

 東京市場も今週から決算が本格化してまいりますが、いつものように数字が前年同月比多いか少ないかだけを株価は反映するものではありません。数字に一喜一憂せず、「日本電産」のように先の見通しを如何に織り込んで行くか、正直な株価を観察してまいりましょう。

 

 さて、先週「千葉興業銀行」を題材に地銀株の話をいたしましたが、今週中にもまたひと山越えそうですね。それで終わる訳ではありませんが、上手く立ち回っていただければ、また次のテーマ株の押し目を拾えます。

テーマ株の循環物色ですね。

 

 

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