米国市場は来週のFOMCを間近に控え動きにくいところでありますが、日々の株価は正直で一昨日も460ドル安まで売られた後、押し目買いから戻し、昨日も100ドル安から引けは200ドル高、結局5日続伸となりました。
こういう正直な展開を見ると、ブラックアウト期間に入る前のFRB高官の数々のタカ派発言が空々しく思え、意図があり誘導しようとしているのではとさえ思えてしまいます。
すべてはデータ次第と喧伝されている通りでありますが、既に9割以上の確率で利上げ幅は0.25%に縮小されそうであり、中には利下げの時期までの論議まで出るのではないかとの予想もございます。
いずれにしてもビッグイベントを前に、下げない米国市場は東京市場にとっても追い風であります。
その東京市場も日経平均は4日続伸後一服、マザーズ指数は6日続伸後一服であり、押し幅も小さくこちらも正直な相場は強さを醸し出しております。
さて、個別銘柄ではテーマ株の循環物色であり、子育て、DX、GXと申し上げましたが昨日、神奈川銀行と横浜銀行の経営統合の話が出ました。以前に「千葉興業銀行」(8337)のお話をさせていただきましたので記憶に新しいと思いますが、再びこの辺りは話題になりそうです。
県によっては地銀が5行もある県もあり効率の悪さが指摘されております。金融庁もゆくゆくは各県に地銀は1行という方向と考えているようですので、再び地銀再編が浮上しそうです。
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