強い指標が続いた米国市場ですが、それでも長期金利、ドル円もこの水準を抜けるほどの内容とは思われず、長期金利の4.2%近辺、為替の148円後半を覗くと一転戻されます。
雇用統計でもISM非製造業景況指数でも季節要因、数字のマジック等を市場は織り込んでいるのかもしれませんが、かといって金利の低下、為替のドル安も相応には進まず、しばらくはレンジの動きかと思われます。
米国では地銀株の急落などもあり、1年前のシリコンバレー銀行(SVB)を思い出しますが、SVB破綻後の大手行の資本の積み増しを見れば、現状の金利が続いても金融危機のような展開は想定されないと思われます。
従って、ミクロの個別企業の決算に沿って相場展開が日米ともに続くものと思われ、一時の01銘柄中心の展開よりも、個人投資家にとっては乗り易い相場展開となりつつあるようです。
しかもリスクを冒し決算に山を張る必要もなく、決算内容を見据え明らかに展開が変わった銘柄を買えば報われます。飛び出して来た最初の波動からの押し目を買えばいい訳ですから、それほど難しい取り組みではございません。
好材料に対して、出てからでも間に合った「トヨタ自動車」でもそうですが、長きに渡り調整していた中小型株には好材料で飛び出しその後の押し目が好買い場となるケースが多く見られます。
弊社も手掛ける「ココナラ」(4176)、「ELEMENTS」(5246)などいい例ですが、調整が長いだけに一噴きの後、また今度も駄目かとばかりに売り物が下りてまいります。大きなトレンド転換には付き物ですが、ここが買い場となります。
目を凝らせばまだまだお宝銘柄は出てまいります。
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