米国市場は「エヌビディア」の決算発表を控えていることから本日も小動きで、利益確定の売りも予想されますが、「エヌビディア」の半導体の生産をしている「TSMC」の月次の売り上げは好調な数値が報告されておりますので、好決算あることは間違いないと思われますが、そこは相場の世界、出尽くしも懸念されます。
昨年12月の決算も良いでしょうし、今年12月期の決算も良好な発表をすると思われますが、ここまで株価は上昇しておりますのでひとまず織り込んで、しばし調整モードとなるのかと思われます。
それでも株価が大天井を打つとは思えませんので、そこから押し目買いのタイミングを探る展開がしばらく続くかと存じます。
西側諸国の国家プロジェクトとなった、これからの生成AIの半導体需要を考えれば、逆に押し目を入れてくれる方がよろしいかと…。下手に予想以上の内容などが出て上放れるようなら、相場的には返って心配かと思われますが。
「エヌビディア」の決算による様子見は東京市場も同じですね、ここまで相場を牽引して来た半導体値嵩株は昨日一服となりましたが、25日線すらタッチしない辺りは、東京市場の押し目買い意欲の強さを感じます。
ここのところ日々報告される日経平均のPERは、30何年ぶりの高値と日々伝えられているなかでも、毎日16倍第前半で推移しております。先週2300円台に乗せた日経平均のEPSは決算が進むと同時に更に増えているからであり、再三指摘の通り真っ当な株高です。
従って多少高バリュエーションな値嵩株を否定もしませんが、敢えて買い辛い中で
見ている株としております。決算が終わったことで出遅れの中小型株に、昨日も資金が動いており、個人が攻めるべきはこちらかと心得ます。
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