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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

国内機関投資家は決算内容精査から出動の形跡。

  

米国市場では予想外に強い消費者物価指数(CPI)から一波乱がありましたが、シカゴ連銀のグールビー総裁が「やや高めのインフレデータが数カ月続いてもFRB2%目標に回帰する道筋と整合する」との発言から、市場は切り返しました。

 

イエレン財務長官も消費者物価指数(CPI)の上昇率は予想よりも少し高いとしたものの、インフレの長期的低下傾向のほか、力強い経済や賃金の伸びに注目するべきと述べております。

 

「小さな変動に注目し、長期的かつ大きなトレンドを見ようとしないのは大きな間違い。足元のトレンドはインフレ率が圧倒的に低下していることだ」と指摘しました。

 

ミクロの決算発表を終え、雇用、物価とマクロ要因も織り込んだ米国市場ですが、相変わらずけん引役は数銘柄に偏っているようです。東京市場に比べて多少バリュエーションは高いので、更に資金循環が進むことが望ましいかと…。

 

東京市場の昨日の450円高も「東京エレクトロン」「ファーストリテイリング」2社で300円以上上げておりますので、米国市場同様偏った相場展開ではありますので、既に指数寄与度の高い銘柄は眺める銘柄となっております。

 

それでも昨日の指数の上昇ではグロースコア指数が1番上げておりました。恐らくトレンドに乗れていない国内機関投資家が、3月決算を前に少しでも運用成果を上げたいとの思惑から、決算発表を終えた出遅れ好業績銘柄に触手を伸ばしているものと思われます。

 

グロースコア指数は東証グロース市場でも時価総額の大きい20銘柄で、10月が銘柄選定日ですからその後プライム市場に移動したものもございますが、現実にその辺りにも触手は伸びております。

 

 

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