燃料電池車(FCV)を巡る連携が相次いでいます。燃料電池車とは、水素と空気中の酸素の化学反応で生まれる電気で走る車のことで、エンジンとガソリン燃料タンクの代わりに、燃料電池スタックと水素貯蔵タンクを搭載します。
走行時に二酸化炭素(CO2)の排出がゼロのため「究極のエコカー」と呼ばれます。国内メーカーでは、トヨタ自動車やホンダが実用化段階に入っています。
各国・地域で強まる環境規制を背景に、自動車大手の間では開発費や生産コストを抑えるための合従連衡が進んでいます。
トヨタは独BMGと、ホンダは米GMと組んで、2020年の実用化を目指し、水素と酸素を反応させて電気を生み出す中核部品の「スタック」などを共同で開発しています。
FCVと同様に排ガスを出さない電気自動車(EV)は充電に時間がかかりますが、FCVは5分ほどで水素を満タンにでき利便性が高いのです。また、走行時の音が静かで加速性能が優れています。
普及に向けては、700万円を超える車両価格を安く抑えることに加え、水素ステーションなどインフラ整備が課題となっています。
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