兜町の再開発により、兜町や茅場町に残る明治、大正、昭和の遺産は益々少なくなる可能性があります。
平成11年に東京証券取引所ビルの立会場が閉鎖され、現在では東京証券取引所の日本橋口に入り口があり、東証Arrowsとして利用されています。旧立会場、新規上場の際に打ち鳴らす鐘や、歴史写真が展示されています。
日本橋兜町は今や、日本の証券取引所の中心地であり、ニューヨークの「ウォール街」、ロンドンの「シティー」と同様、世界有数の証券市場となっています。
東京証券取引所は、関東大震災や第2次世界大戦など波乱な時代を経て、兜町は“証券の街”として昭和24年に産業資金の調達と国民の資産運用の場として新生のスタートを切りました。
以後、日本の近代化とともに発展を続け、政治の中心地「永田町」、行政の中心地「霞が関」と並び、「兜町」は日本金融経済の代名詞となっていきました。
東証Arrows入口の右側には、明治11年取引所発足当時の功労者である渋沢栄一氏の紹介資料が展覧されており、その横には、明治、大正、昭和の各年代を代表する会社の証券が展示されています。
最近は証券不所持制度で証券類が発行されてないため、若い人には是非、見て欲しいものです。
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