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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

週末は近くの公園へ

 

2017年の桜前線は、全国トップで21日に東京からスタートしました。サクラ開花の時期は時計の針が少しだけ早く進む気がします。学校を卒業する人、新しい仕事に就く人、遠くに引っ越す友人など、多くの別れや出会いが凝縮する時期です。

 

ソメイヨシノを漢字で書くと「染井吉野」となりますが、実は野生にはない栽培品種です。江戸時代の中頃、当時の染井村(現・東京豊島区)の植木職人が交配し、桜の名所吉野山(奈良県)にちなみ「吉野桜」と名付けましたが、吉野山のヤマザクラとは異なる種の桜であることから、1900年に新たに「染井吉野」と命名されました。

 

遺伝子研究の結果、ソメイヨシノはエドヒガン系の桜と日本固有種のオオシマザクラの雑種が交雑してできた単一の樹を始原とするクローンであることが判明しています。接ぎ木で増やすため、みな同じ遺伝子を持っています。

 

葉より先に花が咲き開花が華やかであることや若木から花を咲かせる特性が好まれ、明治の中頃からサクラの中で圧倒的に多く植えられた品種で、現代の観賞用のサクラの代表種です。

 

花つきの良さと成長の早さから、多くの人に人気があり、多くの公園などで“花見のための木”になっています。現在、桜の7?8割を占めると云われております。

 

花弁は5枚で葉が出る前に花が咲き、咲き始めは淡紅色ですが、満開になると白色に近づきます。

 

上野公園の桜も咲き始めたようです。週末は株のことを忘れて近くの公園に足を運んでみては如何ですか。

 

但し、花見のマナーには注意しましょう。焼肉やバーベキューなどは煙で木に悪影響を与えます。ゴミの放置は雑菌の繁殖をもたらします。枝を折ったり切り取ったりすることなどは問題外です。ソメイヨシノの寿命は例外もありますが、通常60年と云われています。

 

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