1月31日のこのコーナーで外国人の「四国お遍路体験者」が増えているとのお話を致しましたが、88か所を徒歩で巡るには、最低でも1か月以上は必要です。
そこで今、人気なのが手っ取り早い「疑似お遍路」。例えば、埼玉県秩父市の西光寺には四国88か所の仏を安置する回廊堂があり、一度にぐるりと回るだけで、四国お遍路と同じ御利益が得られるそうで、砂を踏みながらお参りをする「お砂踏み」などもあります。
他にも、富士登山と同じ御利益があると云われている「富士講」、伊勢参りの「伊勢講」なども疑似体験の類いです。富士講では、「品川神社」(品川駅の南)、「鳩森八幡神社」(千駄ヶ谷)、「小野照崎神社」(入谷)が有名で、良縁、家庭円満、対人関係などに御利益があるとされております。
伊勢講では、「東京大神宮」(飯田橋)や「八景天祖神社」(大森)などが広く支持されており、パワースポット感覚の若者が多いようです。
ただ、注意したいのが神社では「個人的な願い事はタブーです。」神社で願い事をするのは当たり前と思っている人が多いですが、本来『神恩感謝』のみを捧げる所です。
特に伊勢神宮を宗社とする伊勢信仰の神社は個人的な願い事をするのではなく、国の平和や自分の幸福への感謝を捧げる場所です。神様への感謝のみを祈れば、それによってご利益が得られるのです。
個人的な願い事をしたいのなら、「出雲大社系の神社」を選んで下さい。出雲系の神様は現世御利益に卓越しています。御利益を得るにも礼儀や作法があるのです。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを随時承っております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!