東京市場の先週末に伝わった、トランプ大統領のコロナ感染。個人投資家は少々慌てたのでしょう。
日経平均のわりに小型株の売られ方がひどかったわけですが、その間米国の夜間取引でも600ドル安を示現、大統領の74歳という年齢を考えると…、いろいろ経緯が考えられ荒れ模様でありました。
しかしながら、翌日の米国市場はザラ場400ドル強安かったものの、引けてみれば、130ドル安と、全くレンジ内の動きもで終わりました。
米国市場は9月に10%程の調整をすでに入れていることから、この程度かと思われますが、それを考えるとやはり直近の東京市場の強さは目を引きます。
金曜日の下げを昨日そっくり返す辺りは、東京市場のトレンドに変わりなしを印象付けました。
ちなみにこの流れを俯瞰すると、米国大統領選はどちらが勝っても株高の流れは変わりませんね。勿論政策が全く違うので物色される銘柄は変わるでしょうし、銘柄が変わる過渡期は若干の波乱も付いてくると思われますが、株式市場の基本は材料より需給です。
「材料は貨物列車に乗って後からやってくる」といいますが、需給先行のこの相場、強気の評論家諸氏でも年末日経2万5000円止まりですが、それじゃあ済まないかもしれません。楽しみですね。
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