東京市場は適度な押し目を入れながら、順調に推移していると思います。強い米国市場を横目に、相場全体は決算発表前で方向感は乏しいものの小型株には連日スターが出ますので、個人投資家にとっては心地よい展開であります。
少々相場から離れて別の話題ですが、もう10数年前だと思いますが「坊主丸儲けのからくり」という本を読みました。タイトルに魅かれてですが、そのサブタイトルが「時給50万円ですが何か?」という人を見下したような言い回しが小憎らしくて購入しました。
そこでは、時給50万円は安心の即日キャッシュ、お布施は不況でも上がり続ける、転勤やリストラなど一切なし、更にお寺と言えば精進料理ですが、美味い酒も肴も付き合いならOK、サイドビジネスも感謝されキャッシュに変身、そして有利な税制も味方しているという金満ぶりか書かれておりました。
しかし、昨日のパラダイムシフトではありませんが、お寺も時代の変化とともに年配者の檀家の減少と若年層の考え方も変わり、一気に存続の危機を迎えております。更に今回のコロナ禍が一層拍車をかけ、立ち行かなくなるところも出ております。
もちろん、少子化、過疎化による檀家の減少は元々問題視されておりましたが、コロナ不況のなか高齢者が多い檀家との接触は、感染予防の観点からも難しく、キャッシュに困る状況であります。持続化給付金のような公的支援も、政教分離の原則の壁があります。
今年のお盆もコロナ禍で檀家周りは激減し、寺院の維持費や僧侶の給与支払いも厳しい状況です。少し古いですが、浄土真宗本願寺派総合研究所の調査で、2015年ではありますが、年収300万円以下のお寺が4割を占めているという現実に、今回さらにコロナ禍が追い打ちをかけている訳ですから、相当厳しい状況であります。
「時給50万円で何か悪いの?と言いながらベンツを乗り回していた時代はすでに過去の遺物のようであります。
少ない資金を大きく育てるのは株式投資しかありません。お寺関係者がもしこのブログを見る機会があれば、ぜひ弊社プラスアルファにご相談ください。
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小型必中銘柄を用意してお待ちいたしております。