AI(人工知能)研究のスタートから60年、AI社会への実装が始まり現在、その普及が急速に高まっています。AIと従来のコンピューターシステムの違いは、自然言語や画像・音声などで表現される情報を理解、推論、学習し、人と対話しながら課題解決を図ることにあります。
現在医療、金融、行政をはじめ、様々な分野でAIの活用が期待されていますが、AIをいかに健全に活用し成長させていくというベスト・プラクティス作りも重要なテーマです。
特に医療の分野では既にAI導入が進んでおりますが例えば、がんは遺伝子の変異によって引き起こされます。がん診断に知識データベースとAIを利用すれば、より的確な投薬が可能になり、AI活用で日本の医療は今後飛躍的に進歩する可能性が高いのです。
AIのセールスポイントと云えば、画像や波形の診断が特に優れているという点で、人間なら数千枚の画像から腫瘍を見つけ出すのは大変な作業ですが、AIなら一瞬で見つけ出すことができ、人間には疲労がありますがAIは疲れ知らず。さらに過去の臨床画像データを、自ら学習できるAIなら画像を見ただけでその病名まで、瞬時に判断できるようになります。
AIが患者一人ひとりの治療歴を学習して、その患者に限定された規約を作っていけば、“究極の掛かりつけドクター”になるとの待望もあります。
特に現在のコロナ禍で、課題である各医師の負担を如何に減らすかに大きな光明が見えるとともに、結果として命を救える患者の数も増えるでしょう。
そうなると医者の負担軽減と、その半面医師不足も解決する可能性もあり、いずれは、医者の仕事が完全に人工知能に取って代わられる時代が来るか…?いや、これはSFですね、あくまで道具であり、信頼はするが信用はしない、AIは補助であります。
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