日本人の4人に1人が90歳以上生きる時代を迎え、今回のコロナ禍も手伝い、資産形成の常識が大きく変わろうとしております。
日本は現在に至るまでの、失われた20年デフレの時代を過ごしてまいりました。物の値段は下がり続け、必然的にお金の価値は上がる、キャッシュ・イズ・キングの時代が続きました。
そこでは企業も内部留保をため込むことに勤しみ、挑戦的に思い切った開発投資ができず、結果として東京市場では20年前の時価総額上位企業が、今でもほとんど変わらないという、全く新陳代謝の進まない市場でありました。当然米国のGAFAのような成長企業はなかなか育ちませんでした。
そんな環境の日本で、資産配分で株式はどの程度の比率にしたら良いかの質問にも、ほとんどのアナリスト、経済評論家が元本保証の預金6割、国債等債券2割、株式2割、だいたいこのような意見に集約されておりました。
これが今回のコロナ禍がきっかけで大きなパラダイムシフトが起こっております。いままでの社会通念とされていた価値観が革命的に変化してまいりました。既に人生90年100年を生きるのに、キャッシュ・イズ・イングではなく、キャッシュ・イズ・バットであり、ストック(株式)・イズ・キングとなってくると思われます。
今までに見たことないような兆ド級の金融緩和は、今まで見たことのない緩和マネーを市場に排出しております。しかも米国を中心に先進国すべてが足並みをそろえ、2023年までは緩めないと宣言しております。所謂、インフレが起こるまで金は出し続けるという強烈なメッセージであります。
実体経済の回復は未だマダラ模様であり、欧米諸国は感染スピードも落ちておりません。従って設備投資等実体経済に資金投入されるのは、もう少々先と思われます。
であれば、行き場のない莫大な資金は株式市場にしか持っていけません。世界でも鼻の利く運用資金は、既に感染者の少ない東京市場で値幅取りに精を出しておりますが、こんなもんじゃありませんぞ。絶対に乗り遅れないでください。
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