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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

上昇相場には素直に乗れ。

  

「牛も熊も儲かるが、豚は殺される」という相場格言があります。

英語では「Bulls make money、Bears make

money、Pigs get slaughtered」です。

 

冒頭の「ブル(牛)」は上げ相場、「ベア(熊)」は下げ相場を意味します。上げ相場は当然儲けやすいし、下げ相場でも「売り」から始めれば収益は得られます。

 

相場でよく出てくる動物は牛と熊ですが、「ピッグ(豚)」はあまり聞きません。まず、豚が餌を食べる光景を思い浮かべると、地べたを這って食べ物をあさる貪欲な姿が浮かびます。

 

つまり、「欲を出して自分の実力以上の投資をし、無理に利益を上げようとすると、手痛いしっぺ返しを食らってしまいます」という教訓なのです。すなわち、株式は強気でも弱気でも儲かりますが、“欲深い人だけ”は儲からないと云う戒めです。

 

また、この格言には他の解釈もあります。

「相場が動かないときは、慌てずに動き出すまで静かに待て」という我慢の精神、更に動きだしたら屁理屈を捏ねずに素直に流れに乗れという教えです。

 

投資に強欲は禁物ですが、コロナショック以降尋常ではない戻りを見せる米国市場を追いかける東京市場も高値目前であります。米国大統領選挙があり、方向感が出ない状況と言われるも、決して下げない相場の強さには、素直に乗って儲けるチャンスではないでしょうか!

 

内外材料は常に重なりますが、「需給に勝る材料なし!」であります。相場が一番正直であることはいつの時代でも一緒です。

 

 

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