バンク・オブ・アメリカが集計する10月のグローバル投資家調査では、日本株を市場平均より多く持つ投資家の割合が今年1月以来、9ヶ月ぶりにプラス圏に浮上したとの記事が日経新聞に記載されました。
要は年初来売り越しを続けていた外人投資家が、やっと戻ってきているということですが、これはあくまでもマクロ系のファンドで、より小型株を扱うミクロ系のヘッジファンドは、ウォーレン・バフェット氏が日本株に動いた頃より参戦しております。
であるからこそ、ここのところの東京市場は一部よりもマザーズの動きが俄然良かったわけですが、マクロ系ファンドも腰を上げたことで、今後一層東京市場に厚みが出てきそうであります。
製造業の比率が高い日本株は、外人投資家から景気敏感株と捉えられていることから、経済が再開した環境で、感染拡大が抑えられている日本は、欧米に比べて資金の避難先となりつつあります。
消去法的な選択に見えがちですが、現実にバフェット氏を始め、主力資金も動き始めている以上、再三申し上げておりますが、一番物知りな相場に付け、であります。
JPモルガン・チェースの著名アナリスト、マルコ・コラノビッチ氏は2万6000円の日経平均オプションコールを割安と見ているようであります。
外人投資家が益々東京市場に先高観を強めております。
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