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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

投資家信頼感指数は躍進。

  

 ドイツの調査会社センティックスの3月の世界全体に対する「投資家信頼感指数」は20.5で、20183月(23.5)以来、3年ぶりの高水準となり、11カ月連続の改善を示した。また先日経済協力開発機構(OECD)も世界の経済成長率を今年5.6%、来年4.0%に上方修正いたしました。

 

 特に1.9兆ドル(200兆円)の追加経済対策を可決した米国は、成長率6.5%と群を抜いており、ワクチン接種で感染抑制効果が確認できたことで、経済回復への確信度を高めているようであります。

 

 そんな中東京市場は何故か、相変わらず空売り比率が高いのですが、昨日も米国市場がダウはザラ場新高値、長期金利が一服したことでナスダック市場も久々の大幅高であります。東京市場はもう少し反発してもいいようなものですが、SQ週ゆえ日経225にはそれらしい玉が飛び交っていました。

 

 一時調整相場入りを危惧された米国ナスダック市場も、テクニカル的には細かい三段下げから底入れ感が出て来ておりますが、こちらは長期金利に敏感に反応しますのでまだふらふらするかもしれませんが、昨日も申し上げました通り、目先みんなが騒いでピークアウト、ではないでしょうか。

 

 東京市場も明らかにTOPIX優位の展開に代わってきており、現在、円安が進んでも輸出関連の値嵩株に資金が向かわないことからも、今後の物色対象が分かります。

 

 あと注文を付けるとすればワクチン接種であります。現在新型コロナウィルスのワクチンの100人当たりの累計接種回数は英国35回、米国27.2回、それに対して日本は0.1回、開発国という特例を差し引いてもあまりに少ないのが実情です。

 

 河野ワクチン担当大臣にもう少し骨を折っていただき、この接種率を少しでも上げれば、この低接種率でも景気回復恩恵国の日本は更なる発展、株価上昇を享受できるものと存じます。

 

 

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