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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

歓迎、日経平均調整、個別へシフト。

  

 一昨日、米国市場はもう一回ぐらい大きく下がった方がすっきりすると申し上げましたが、米国より先に東京市場が226日の安値を下回る水準まで下落し、実にザラ場850円安まで売られました。日経平均に比べ、若干TOPIXの下げ率が少ないかとも思われますが、日経225離れは否めないと存じます。

 

下げの主役は勿論、ここまで日経平均を牽引してきた値嵩株であります。一昨日ファストリが11万円に乗せて話題になりましたが、普段なら追随する他の値嵩株が追い付いて行けない、物知りな相場はいち早く昨日の流れを察知していたのでしょう。

 

さてここからの相場展開、またぞろ「バブル崩壊だ!」と叫ぶ弱気筋が闊歩し始めておりますが、値嵩株の中心のファストリが未だ連日の逆日歩ですから、まだまだこの相場に懐疑的に思われている投資家は多いのかと存じます。

 

このところの日米の株価推移を見ていると、動きは米国よりも日本の方が先行しているように見えます。その論理から米国市場も、昨年の6月、9月、10月、今年1月と、必ず結構な調整を入れて高値を更新してきておりますが、ここから更に700から800ドルぐらい下げて、東京市場に追い付くかとの水準です。

 

米国より、日本の方が先行しているなどというのは弊社ぐらいで、「そんなバカな」と思われるかもしれませんが、アジアに集まる外人投資家の資金をつぶさに追うと感じるものがございます。

 

 さて、昨日の下げで相場の流れは変わってきましたが、東証マザーズも大きく調整していることから、この市場の出直りはもうしばらくかかりそうです。信用の期日が来月に迫っているおり、その辺りかと思われます。

 

 その代わりに市場は材料を探しておりますね。それは我々が追跡しているファンド系資金も同じであり、筆者の後輩であり(筆者よりも出世している)某国内ファンドの運用担当役員との取材と称した内輪話でもはっきり明言しておりました。

 

 餅は餅屋で、海外資金の動きにも精通しており、これらの資金が個別の材料株に向かっていると申しておりました。弊社もこの辺りから再度攻めてまいります。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。