世界の株価指数を見る限り今年のパフォーマンスはどこも最悪です。年初からの株価指数の下げはインフレと闘う米国、ドイツ、フランスなどのEU諸国、更に景気減速著しい中国も要因は違えども皆20%以上の下落で、日本のみが下落幅では10%をも下回る健闘ぶりです。
これだけ見ても日本は群を抜いて優秀なのですが、上昇していないということでは一緒です。従って、このような相場展開で肝となるのが掴んだ上昇トレンドをそう簡単に逃してはいけないということです。
しっかりとした上昇トレンドを持つ銘柄には長期の資金が動いているものですが、しかも今年のように世界の株式の殆どが上昇できていない相場展開であれば尚更であります。
ただし、全体強気相場ではないので上昇トレンドを掴んでも単純にバイ・アンド・ホールドではいけません。せっかく掴んだ上昇トレンドは大切にしたいのですが、必ずと言っていい程節目節目でふるい落としが入ります。それでも持っていればいいや、との意見もありますが現在は機械売買も絡みますので押し目もきつく入ります。
従って、小まめに利食いを入れていただくことをお勧めいたします。今年弊社の看板銘柄となった「クラウドワークス」は大きい波動で三回、小さい波動を混ぜると五回山があり、それだけ押し目も同じ数だけあります。
更に、ふるい落としが入りそうな時期、落とした後の買い場、更にその後の上昇時の売り場、勿論天底の売買は不可能ですが、ローソク足だけでなくあらゆるテクニカルを駆使し、IRにも神経を尖らせると、何らかのシグナルは出ておりそれをキャッチできるか否かであります。
今年も例年高パフォーマンスの3ヵ月を残すのみとなりましたが、引き続き今年だからこそのトレンド重視の戦略で参りましょう。
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