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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

悩ましいFRBにも変化の芽。

  

 一昨日、FRBは米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表しました。それによりますと、10月初旬まで米経済は「穏やかに」成長したが、国内の様々な地域で状況が変わり、2地区では活動が鈍化し「全米での経済活動は前回報告から総体的には穏やかに拡大したが、産業や地区によって異なる」と報告。

 

 「需要低迷については懸念が強まる中、見通しはより悲観的になった」としている。「4地区は活動横ばい、2地区は活動低下が報告された」ほか、「物価の伸びは高止まりしているが、いくつかの地区では若干の緩和が見られた」とした。

 

 何処かの官僚の文章を読んでいるようで、もう少し簡潔に書けないのと批判を受けそうですが、間違えると誤解を招くので一字一句正確にコピーしました。

 

 それでも景気が強い所もあり減速している所もありで、ここまで数か月超タカ派で来たFRBが非常に判断に迷う悩ましい状況に陥っていることが窺えます。今年になって昨年までの姿勢をコロッと変えて3月から利上げとなったら、半年で一気に3%の大幅かつ拙速ぶりは、当初の判断ミスがあったとはいえFRBだけを責められません。

 

 それでも長期金利4%を基点に上げ下げを繰り返し、相当数を織り込んだ米国市場は、決算発表が始まって以降少々金利離れを起こしているように思われます。やはり基本の業績回帰か、時間の問題となりつつあるようです。

 

 東京市場の昨日は、日経平均こそ下げましたが皆様のお手持ち銘柄は健闘しているものが多いのではないでしょうか。日々申しておりますが材料、トレンド重視に勝機あり、鳥の目、虫の目、魚の目、更にコウモリの目であります。

 

 

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