外国人投資家もほとんど動いていませんね。日本では盆暮れ正月が一大イベントですが、外国人にとっては一年での一番大きなイベントはクリスマス、米国市場も東京市場も活気がないゆえ、出社してもあまり仕事にならないので1週間ぐらい休暇を取るファンドマネジャーもざらにいるようです。
その買い手不在の東京市場ですが、板が薄い中で年内換金売りが年末恒例行事のように出ますので、どうしてもボラティリティが大きくなります。この値動きの大きさを利用して売り屋さんが闊歩するのも頷けます。
さて年内最終週であり来年を見据えての投資スタンスとなりますが、大きな変化はないかと思われます。内需を中心とした今までの流れに日銀の政策変更が加わりましたので、足元物色対象の微調整は必要かと思われますが、大きな修正には至りませんね。
森を見ながらも木を見て物色対象を絞り込むことには変わりませんので、引き続き個別の材料に注目してまいります。
話は変わりますが昨今防衛費増の予算から、降って湧いたように増税路線を既成事実化しようとする流れを感じますが、昨日萩生田政調会長が増税を国民にお願いするのなら解散総選挙で信を問うべきと持論を展開されました。
外為特会含み益、未執行予算、予備費など財務省管理の余っているお金の交渉ができない政治家の方々には耳の痛い話かもしれませんが、至極まっとうな話であります。
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