米国ではISM非製造業景況指数が発表されましたが、市場予想は前月の54.4から53.5へと低下が見込まれておりましたが、予想に反し56.5と強い数字で着地いたしました。
更に、業況指数も64.7と前月比では昨年3月以来の大幅上昇であり、サービス部門のインフレの勢いは依然として強いことを裏付け、先週の雇用統計の強い数値に追随した格好となりました。
インフレはピークアウトしたとしても依然として高水準の位置での推移、強弱の指標を咀嚼しながらもう少々時間を要するものと思われます。ただ、みんながピークアウトに自信を深める頃には、既に米国株の居所は変わってしまっていると思いますが…。
さて東京市場はメジャーSQです。SQ週のアノマリーで水曜日が荒れると申しますがどうでしょうか、昨日も日経平均65円高でそのうちの9割近くを「ファーストリテイリング」一社で占めている状況はSQの週らしく言うまでもありせんが、先物に買いが入っていることは確かで、のちに現物市場にもプラスに働くはずです。
昨日申し上げました通り、現状でも個別物色の展開は堅調ですが、SQ明けの来週からは先物に入った資金が現物市場に降りて来ると思われますので、更に物色意欲は旺盛になると思われます。
掉尾の一振に向けても、今週にはエントリーしておきたいですね。