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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

年内最終商い、押し目買いは変わらず。

  

 東京市場は、黒田ショックを挟んで先週から日経平均は2000円弱下落しており、さすがに底値確認から昨日を含め2日連騰しましたが、上昇したものの安値引け、市場参加者が少ない中で相場格言「閑散に売り無し」であります。

 

 個人投資家の年内損金確定の売りがスタンダード、グロース両市場に集まっておりましたので、反発の大きさではこれら新興市場の動きが目立っておりましたが、この市場は直近上場した銘柄の値下がりが酷く、人気株の中にはここ1カ月で半値にまで下げた銘柄もあり、担保の問題も取り沙汰されておりました。

 

テーマ株では中国政府が新型コロナウィルス感染拡大防止のため、海外から中国に入る際に義務付けている強制隔離を202318日から撤廃するとの発表から、インバウンド関連が物色されておりましたが、注意したいのはその後の中国の感染者数です。

 

この発表を受けて日本政府は、中国からの入国規制を強化し30日から入国時の検査を義務付ける方針です。あっちで解除もこっちで規制とちぐはぐですが、ひとえに中国政府の発表が信用できないことと、ゼロコロナ政策解除に対する対策を整えずに弥縫策のみで見切り発車してしまっておりますので…。

 

さて、来年の相場に対して大分弱気筋が増えて来ておりますが、卯年は過去の歴史を遡ると結構成績がよろしく、第二次大戦以降の卯年相場は42敗、4勝の平均上昇率は30%、2敗は1963年のケネディショックと2011年の東日本大震災の年です。

 

最も2011年は悪夢の民主党政権真只中で、民主党菅首相の迷走した年であり、そう考えると唯一2敗も特殊要因と捉えられます。今年寅年の大波乱からは落ち行きを取り戻し、案外個別株には面白い展開が期待できるのではないでしょうか。

 

 

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