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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

海外マネー流入から、東京市場の年末株価は上方修正へ!

  

 米国市場は相変わらずまちまちの指標に右往左往する展開が続いております。先週は消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)ともに予想の範囲、ないし若干下ぶれを好感し強い展開となりましたが、週末にはミシガン大消費者信頼感指数、並びに同指数の1年期待インフレ率が予想を上回り、再び金利先高懸念から反落となりました。

 

 更に、強い数字が報告されれば、どこかの連銀理事がまたタカ派の発言をするのがいつものパターンとなっております。金融機関の決算発表が始まっておりますが、概ね好決算も貸倒れ引当率の上昇などを見ると未だ小さな金融機関への懸念は拭いきれていないようです。

 

 ただし今回の金融危機における海外マネーの日本株売りは一巡して来ているようです。今までこつこつ買って来たものを慌ただしく売り払った辺りを見ると、切羽詰まっていたことが窺えますが、3月最終週、並びに4月第1週は現物市場でも7000億円ほど買い越して来ております。

 

 もともと欧米の銀行破綻は日本への影響は限定的であり、賃金上昇などのマクロ要因に変化が無ければ、日本株は売られすぎと見る海外勢は増えており、更に極め付きは投資の神様ウォーレンバフェット氏の日本株追加投資であります。

 

 ウォーレンバフェット氏が二度目の来日を果たし、日本株に強気な見方を示したことで先週の東京市場は6日連騰し、改めてバフェット氏の神通力健在を知らしめました。

 

 投資の神様バフェット氏の投資尺度は単純に割安なだけでなく、技術力、競争力、稼ぐ力など総合的に判断し、更にその企業が育つ土壌が健全かを計ります。地殻変動を起こし始めた東京市場が同氏の目に適ったものと思われ、今後、東京市場の年末株価見通しの上方修正が相次ぐものと思われます。

 

 

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