米国債の格下げは何の意味があるのか分かりませんでしたが、案の定2011年のようなこともなく済みそうです。ウォーレンバフェット氏も「心配ない」と申しておりましたが、米国債が格下げになったとしても、現状米国債以上に安心できる投資先はありません。
今はどんな政府関係者の弁よりもバフェット氏の言葉の方が投資家は信頼しますから、今後も大きな影響は考え辛いかと存じます。
米国は先週末強めの雇用の指標が出ましたので、再び今週発表される消費者物価指数(CPI)に注目が移ります。夏休みのファンドマネジャーも多いので、月末のジャクソンホール会議ぐらいまで米国市場も方向感が出ないかもしれません。
東京市場は昨日も先週末同様、3万2000円近辺で押し目買いが入り待機資金が存在感を表しましたが、ことらもしばらくは局地戦の展開が続くものと思われます。
昨日「日経ヴェリタス」の記事をご紹介いたしましたが、夏枯れと言っても4兆円前後の売買代金をこなす日もあり、決して買いの手がいない訳ではなく、決算に沿って資金は動いております。
今週はピークを迎えますので個別には日々材料豊富であります。日々申しておりますが、決算前に山を張る必要もありません。発表された数字を精査分析すれば、発表後も継続して買えるか否かは判断できます。
機関投資家などの太い資金は皆そのようなスタンスで有望銘柄を買い上げてまいります。コバンザメのようにそこに付いて行っては如何でしょうか。
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