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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

欧州系ファンドも強気の日本株、更なる個別戦略で。

  

 米国市場は中国の貿易統計の大幅減とムーディーズによる中堅10銀行に対する格下げが悪材料視され、S&P500NASDAQ25日線を下回り調整色を強めたおります。夏枯れ状況の中で、方向感のない状況は続くものと思われます。

 

 東京市場もしばらく注目されるイベントもありませんので、日柄整理の中での個別の決算ラリーが続くでしょう。

 

 昨日も同じ大手建設株の中でも「大成建設」「大林組」の振るわない内容から、「鹿島建設」のポジティブな数字には、市場も素直に好感して資金を集めております。

 

 ただ、直近9日、10日の決算発表はピークを迎えて、更にその後が山の日を含む3連休となりますので、比較的打診買いも出にくい日柄となります。特に個人投資家においてはお盆前の現金化も見られるようです。

 

 しかしながら昨日も申し上げましたが、そのような全体論とは別に意外性の中小型株を模索する動きは健在です。森より木を見る相場展開は続きますが、個別銘柄に資金が集中する展開ゆえ、意外にも値幅効果が期待できます。

 

 昨日も日経新聞により、日本株の個別銘柄に収益機会を見出し、着実に成果を上げる欧州の運用会社に対するインタビュー記事が載っておりましたが、その中で米国から日本への資金回帰が進み、今回は小泉相場、アベノミクス相場と異なり確かな事実に基づく上昇となっており、日本企業が資本効率改善に取り組む姿勢を示し続けることで、個別銘柄の上昇は続くとの見解を示しました。

 

 お盆明けの時期には決算を精査した機関投資家も動きますし、外国人投資家も復帰してまいります。更に個別戦略は続くものと思われます。

 

 

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