米国では今週は注目の小売りに関する指標が出ますのでここは注目点ではあります。ここまでの雇用、物価にかかわる好ましい指標から底堅い市場が予想されますが、来週のジャクソンホールまでは市場参加者も少なく、静かな展開が続くものと思われます。
東京市場でも昨日は145円台まで進んだ急激な円安により、目先の警戒感からザラ場400円を超える大幅安となりました。
それにしてもこちらも市場参加者は少ないですね。兜町界わいでも暑さも手伝ってかめっきり人通りは少なくなっております。
さて日本のお盆は13日に釜が開き、仏様が迎え火を頼り里帰りし、送り火に送られ16日の11時59分までに黄泉の国に戻ります。
しあし、例年戻りきれない現世への未練、ないしは煩悩が強い、十分な供養がされないなどで成仏できない仏様が釜の閉まる時間までに戻れず、そのまま浮遊してしまう例は山ほどあるようですが、兜町で名を残した相場師諸氏は成仏しているのでしょうか?
話はそれましたが、東京市場でも決算が出そろいました。機関投資家はじめ外国人投資家も好進捗率銘柄には触手を伸ばしてまいります。国内シンクタンクには海外ファンドからの個別銘柄へのリクエストが盛んに来ているのが現状です。
全体は相変わらず日柄整理の中ですが、決算精査が進み更に個別銘柄に資金が向かいます。日経平均は完全に日柄整理ですがTOPIXがしっかり上昇トレンドを崩さないのは個別銘柄が買われているからです。
必要以上に日経平均に一喜一憂せずに、すでに海外マネーの個別物色は始まっております。
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