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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

閑散に売り無し、好進捗率銘柄と急落時の赤札銘柄。

  

今週は米国で7月のFOMC議事録が発表されましたが、当初大方の評価はインフレピークアウトにほとんどの理事が異を唱えなかったという報告がありましたが、公表された議事要旨には「インフレに著しい上振れリスクがあり、金融政策の追加引き締めが必要になり得るとの認識を、大半の参加者が引き続き示した」と記されていました。

 

米国市場にとっては利上げスキップの見方がかなりの確率で台頭しておりましたので、ちょっとしたネガティブサプライズとなりました。米長期金利は2008年以来の4.3%に乗せ、為替は14650銭台まで円安・ドル高が進みました。

 

議事録の内容が意外な面があると、これを受けてサマーズ元米財務長官が「長期金利の現在の水準がピークだとは思っていない」と発言したり、偉い人でもポジショントークに走るあたりはあまり好ましくないですね。

 

市場参加者が少ない中で、同じく方向感のない東京市場も堪えました。昨日も一時450円安まであり、2日間で1000円近く売られましたから、市場ムードとしてはトレードとして参加している投資家の慌てた様子が見て取れました。

 

弊社にも朝方10時を回ったあたりから「こりゃあ3万円も割れるな」とのご意見を数名の方からいただきましたが、瞬間最大風速でもそこまではないでしょう。

 

とかく夏枯れのこのような時期にFOMCだけでなく、中国景気の後退、日銀の政策修正が効かないなどと重なりがちですが、そこまで悲観することもないと存じます。

 

あくまで日経平均の話で、弊社ではこの先を見て好進捗率銘柄の仕込みとともに、このようなときはだいたい急落の赤札銘柄をやっております。「アップルインターナショナル」しかり、「京写」しかりです。

 

勿論、全体の下げに引っ張られる銘柄もありますが、買いのシナリオが崩れてなければ慌てずしばし様子を見ていただいてよろしいかと存じます。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。