昨日、日経新聞に資産運用立国に挑む、のコーナーで、200兆円を運用する世界最大級の政府系ファンド、ノルウェー銀行インベストメント・マネジメントが紹介されておりました。
我々業界人にはノルウェー政府系ファンドはなじみ深いのですが、1999年から日本に本格投資をしており、特に小型株に資金を投じております。
何時ぞや当欄でも申し上げましたが、デフレが進む日本では物が上がらない国、賃金も上がらない国として海外マネーは日本をスルーしており、高成長を続ける中国の脇役、アジアの一角の位置が長く続きました。
その間もノルウェーの政府系ファンドは、他の市場参加者とは違う創造的で独特な視点で、コツコツと東京市場の小型株で超過リターンを上げておりました。
そのファンドを統括するエリック・ヒルデ氏は「日本の中小型株は調査の水準が低く超過リターンを生みやすい。まだ多くの企業が投資家の完全には理解されていない。埋もれた価値は株価に反映していない」と喝破しました。
デフレの時代でも順調のパフォーマンスを上げて来たファンドは、変わり始める日本株には、更に強気の見通しを持っているようです。
日本の個人投資家も負けていられません。先の成長株の原石を仕込んでまいりましょう。
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