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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

専門家も分かれる、イスラエルに対峙するイランの二通りの思惑。

  

緊迫の中東情勢は、イスラエルの地上戦が延期になる方向で合意したようです。勿論地上戦になれば空爆で援護射撃をしながらの侵攻となるでしょうから、パレスチナ人の被害は更に甚大になると思われ、現状での国際世論も考えたと思います。

 

合わせて、米国が中東に防空システムを配備できるまでの期間とも伝えられておりますが、現状のイスラエルにはハマスだけでなくレバノン拠点を置く武装組織ヒズボラに加え、シリア国内からも散発的に小規模ですが攻撃が仕掛けられているようですので、防衛力強化の必要不可欠なシステムかと思います。

 

南にハマス、北にヒズボラと、武装組織によるイスラエルの戦力を分散させる挟み撃ちを狙っているとも伝えられますが、少々違った見方もあるようです。

 

イランは国内財政が厳しい中で、イスラム教武装組織ハマス、ヒズボラ、フーシ派などに軍事支援をしているようですが、対外援助の傍らに国民生活は厳しい状態に不満が鬱積しており、各地でのデモにまで発展しております。

 

ハマスの軍事力はヒズボラの10分の1程などで、このままの形で援助を続けるよりも一度ハマスを諦めてヒズボラに援助を集中し巨大化させて、今ではなく何処かでイスラエルに対峙させよう、という情報もございます。

 

ただ、イランが直接介入という最悪のシナリオは、既に地中海には米国の空母打撃軍が展開しており、域内には米軍の拠点もあることから、直接米軍との交戦もありうるので可能性としては薄く、従って昨日申した通りイスラエルと武装組織との局地戦との認識でよろしいかと思われます。

 

そう考えると、直接の悪材料が何も出ていない直近の東京市場の弱さは売られ過ぎ以外何物でもないと思われます。個人投資家の評価損率も話題になりますが、騰落レシオは70ポイント台をはっており、押し目買いタイミングと心得、決算内容を見極めてまいりましょう。

 

 

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