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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

日本の10年債金利が0.815%に、来年の政策修正が視野に。

  

米国では9月の小売売上高が市場予想0.3%を大きく上回る0.7%の伸びとなり、6カ月連続の高い伸びとなりました。8月の数値も上方修正されており、消費者の底堅い需要が確認されました。

 

また、鉱工業生産指数も、全米自動車労働組合(UAW)のストにもかかわらず鉱業、製造業が牽引し、5年ぶりの高水準であり、しばらく緩んでいた長期金利も再び4.8%台に乗せてまいりました。

 

現状の高金利の状態はhigh for longと言われるように暫く続きそうですが、既に米国市場ではミクロの決算に関心が移っております。主要金融機関から始りこれから地銀ハイテクへと移りますが、発表の8割方が予想を上回り概ね堅調であります。

 

イスラエル、ハマスの衝突は地上戦に向けて予断を許さない状況でありますが、現状米国市場はあくまで米国内の事情で展開しているようで、傍ら原油の9割を中東に依存している日本とは少々事情が違うようです。ここはアメリカ大統領が直接イスラエルを訪問した経緯に期待したいところです。

 

昨日、日本の10年国債の利回りが0.815%まで上昇しました。これは日銀が3031日の金融政策決定会合で消費者物価の前年度比の上昇率見通しを2023年は2.5から3.0%に、2024年度は1.9から2.0%に上方修正する可能性が高いとのニュースが流れたからのようです。

 

これを受け金融株、保険業が買われ日本郵政、かんぽ生命が2019年以来の高値を更新しました。象徴的な事象であり、いよいよ日銀の金融政策も来年と思われますが、修正が視野に入って来たかと思われます。

 

金利の付く時代を先取りしている金融株の中には、まだまだ出遅れ銘柄が埋まっており、特に地銀の中にはユニークな業態から再編絡みで好業績な「千葉興業銀行」、注目してみてはいかがでしょうか。

 

 

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