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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

米国の決算発表は好調スタート、日本は更に良好か。

  

米国市場では今回のイスラエル、ハマスの衝突を大事にまで発展するとは思っていないようです。中東に90%の原油を依存している日本とは本質的に違うようです。

 

イランの外務大臣が「政治的な解決の時間はなくなりつつあり、戦争が他の戦線に拡大する可能性が避けられない段階に近づいている」が発言し、ハマスの主要な後ろ盾であるイランが広範な衝突に備えていることを示唆しました。

 

バイデン大統領が今日イスラエルを訪問し、民間被害回避に向けての外交努力を試みますが、バイデン大統領が言うだけのことは行ってイスラエルを離れた後のタイミングが地上戦へ進むかの焦点かと思われます。

 

前線の兵士の士気を考えても臨戦態勢をそう長く続けられる訳もなく、今週末辺りがリミットかと思われます。戦線拡大は全世界にとってメリットはありませんが、振り上げた拳の落としどころは仲裁国が表れることでもないと厳しいのかとも思われますが…。

 

ただ現状の米国市場は有事よりも各企業決算に視点が向いているようで、ショック安的なものは一切感じられません。無論、今後の展開次第ですが、決算発表が順調にスタートしたことも功を奏しており、お国柄とは言え懐の深さを感じます。

 

さりとて東京市場も昨日も一昨日も先物主導で、昨日も一時600円高まで戻しましたが引けにかけては失速、実需買いの少なさを印象付けました。

 

決算発表前ですから先物にしか資金が集まらないのは理解できますが、昨日も申し上げております通り、既に出ている好決算銘柄には資金が集まっております。

 

従って、中東の問題は何処かで落ち着くことを前提に、個別の好決算銘柄に焦点を絞る戦略には変わりありません。週明け2日間も好決算銘柄は買われており、来週から39月期の決算発表が始まりますが、外部環境を考慮しつつミクロの決算に注目してまいります。

 

 

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