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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

テーマに沿って経営資源を集中する銘柄探し。

  

直近強めの経済指標が続く米国市場では決算発表でも好調さを維持し、昨日もアマゾンドットコム、イーライリリーなどに素晴らしい数値が報告されましたが、インフレが想定よりも高止まりする背景には、この米国経済の強靭さあるからに他なりません。

 

4月末まで25%の米国企業が決算を出しましたが、予想値を上振れした企業は80%を超えております。雇用、消費、製造業の景気指標も底堅さを示しており、米企業の業績見通しは2年先の予想PER18倍台となっており、株価が下落しても企業業績が下支えになると思われます。

 

好調なミクロ環境からFOMC、今後の雇用統計、消費者物価指数(CPI)へと材料が提供されてまいり、当欄でも毎月同じようなことを述べておりますが、結局は毎度咀嚼しきれない難しいデータを重ね時間をかけても織り込んで方向感を探っていくしか方法はありません。

 

かたや為替に翻弄される東京市場は週明け為替介入(日本の財務省は現状認めておりません)というビッグイベントが実行され、今後160円という水準がポイントとなります。

 

無論、米国でも為替の水準を決める長期金利に即座に反応する重要指標の発表を控えますので、日本単独でどうにかなる問題ではありませんが、相手は投機筋であり利益のために動いている以上、叶わぬとなれば即撤収します。

 

日本の機関投資家もこの為替の混乱が決算発表の時期に重なりましたので、動きが少々緩慢であります。連休後半戦を前に決算発表もあと2週間、神経質な展開はまだ続くものと思われます。

 

まさしく買い場探し、先駆した値嵩株、大型株のみに捕らわれず、データセンター、脱炭素、DXなど社会課題解決に直結するテーマに経営資源を集中する銘柄に、鳥の目、虫の目、魚の目で精査してまいります。分からなければご一報ください。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。