カレンダー

<   2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

日米ともに注目の金融政策、今後の方向性を示すか...。

  

米国市場はNASDAQS&P500が新高値を更新する展開となっております。直近発表される経済指標は景気減速を示すものが多くなっておりますが、これがバッドニュース・イズ・グッドニュースの如く、FRBの利下げの前倒しを示唆するものとのポジティブに捉えております。

 

主要な経済指標は本丸、明日の雇用統計が注目ですが、求人指標、民間雇用動向を見ても恐らく雇用環境の減速を示す数値となるものと思われ、それまでの経緯からそれほどマーケットにサプライズにならないと思われます。

 

マクロ環境の方向性が見えつつある中で、米国市場では個別銘柄というよりも、「エヌビディア」一社が市場の方向性を左右していると言ってよろしいかと存じます。時価総額3兆ドル乗せが話題になりましたが、狂騒曲はまだ続くものと思われます。

 

東京市場に対するエヌビディア効果は、少なくとも昨日の動きを見ていると限定的と言わざるお得ません。東京市場の半導体銘柄でも明らかに優劣が出て来ており、半導体銘柄イコール株高の構図ではなくなって来ております。

 

半導体(SOX)指数の高値更新から追い風が吹くと思いきや、年初の半導体銘柄の勢いは感じられませんので、半導体でも個別の内容を評価する相場展開に変わって来ていると思われます。

 

従って半導体にかかわらず、テーマに乗った銘柄でもその財務内容、バリュエーションを精査し、更に値動きをつぶさに追跡すれば、おのずと個別の珠玉株が見えて来るものと思われます。

 

森より木を見る相場展開であり、来週の日米の金融政策の方向性が見える頃から東京市場のモヤモヤも晴れて来るものと思われます。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。