カレンダー

<   2024年6月   >
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

グロース市場に底入れ感、中小型株物色は変わらず。

  

欧州市場が荒れております。フランス、マクロン大統領率いる与党連合が、欧州議会選挙でマリーヌ・ルペン氏率いる極右政党・国民連合(RN)に惨敗したことから、突然の解散・総選挙という大きな賭けに立たからであります。

 

パリオリンピックまであと39日という日程で、日本では全く想定できない行為にマクロン大統領は打って出ております。政権に極右勢力が加わることで、既に大きな波乱の芽が出現しており、デモも多発、逮捕者の相当の数に及んでおります。

 

フランスというと、サルコジ元大統領のときも移民問題で数々の流血事件が起き、反対勢力に対し大統領自身が「くずを排除する」と発言し、辞任のキッカケなったことはそう古い話ではありません。

 

今年は各国選挙の年でもありますが極めつけは米大統領選挙、バイデン大統領81歳、トランプ前大統領77歳、選挙民が老々選挙に白けているのは明白で、そこに注目される無所属で立候補するケネディ家の異端児ロバート・ケネディ・ジュニア氏に戦々恐々であります。

 

バイデン大統領、トランプ前大統領のどちらかであると思われ、上記の芽はかなり薄いと思われますが、テールリスクとして押さえておいてもよろしいかと存じます。

 

さて昨日の東京市場は、金曜日の日銀政策決定会合の内容を一気に織り込んで来たかと思われるほどの大幅安でした。いつものように総裁会見がザラ場に行われればそうでもなかったと思いますが、もったいぶってか何か意図したのかは定かでありませんが、3時過ぎまで引っ張ったことが余計な憶測を生んだのかと…。

 

商い面では随分減少して来ており、当然主力銘柄には資金が向かわず、先週グロース市場に底入れ感が出て来ていることを考慮すると、一層現状動きが出て来ている中小型株へのシフトでよろしいかと存じます。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。