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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

金融政策のドラスティックな転換は見通せず、個別物色は変わらず。

  

米国市場では「アップル」が生成AIを積んだアイフォンの新製品を秋に出すとの報道から、新機能の「アップルインテリジェンス」が年内に基本ソフトとして組み込まれることが伝わりましたが、評判は今一で株価は2%下落、一夜明けると評価は一変7%の上昇で新高値更新となりました。

 

この「アップルインテリジェンス」の中身はITエンジニアでない筆者にはわかりませんが、専門家の間でもこの優劣は分かれるそうです。かくも市場とはその評価は一夜にして変わるのか?「アップル」の株価は一夜にして高値を取りました。

 

市場はミクロに偏る展開が継続するものと思われます。それは東京市場でも全く変わらないと思われ、仮に日銀の政策で多少の引き締めがあり、来週以降の波乱が付いてくるようなら天与の買い場とお考えいただいてよろしいかと…。

 

3月に付けた日経平均の高値を依然として超えられない東京市場を嘆く個人投資家の方からお電話をいただきましたが、その方も特徴として指数ばかり追っておられました。現状の個別銘柄が盛んに物色されていることを理解しておられませんでした。

 

売買代金上位ではここ数か月全く変わらず「レーザーテック」「東京エレクトロン」「郵船」などであり、大きな資金のトレード対象になっていることは窺えますが、値上がり銘柄上位では明らかにそれとは別の資金の値幅取りが展開されております。

 

今週の各中央銀行の金融政策が決まってもドラスティックな転換とはならず全体の流れは今のまま、個別銘柄の値幅取りが忙しく展開されるものと思われ、個人投資家は個別銘柄全力展開でよろしいかと存じます。

 

そういえば、昨日久々に米バロンズ誌がここ23ヶ月動かない東京市場に対し、「辛抱のしどころ」というレポートを公表しました。外国人投資家が日本株に弱気になったなんて話は聞いたことがありません。木を見る戦略に全く変更はないと存じます。

 

 

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