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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

9月、月足陽線が見えて来た東京市場はムード一変か?

  

昨日の米国市場では目先の手がかり材料難から連日高値を更新していたダウは一服、久しぶりに「エヌビディア」の堅調がNASDAQを支えましたが、マグニフィセント7に頼らない物色対象の広がりから好循環と思われます。

 

更に、一昨日の引け後に半導体関連銘柄である「マイクロン・テクノロジー」が予想外の好決算を発表、時間外取引で14%の上昇が伝わると配当取りから買い先行で始まった東京市場の支援材料となりました。          

 

昨日は権利付き最終日で、高配当銘柄には軒並み配当取りの買いが入ったようですが、高配当の商社株、船株などに加えマイクロンの追い風を受けた半導体銘柄にも配当取りに加え値ごろ感からの買いが入っておりました。

 

直近の日経平均を支えた「ファーストリテイリング」は新高値水準に位置しておりますが、寄与度の高い「東京エレクトロン」や「ディスコ」などは高値から惨憺たる下落率となっておりましたので、いざ反発となると10%に迫る迫力のある上昇となります。

 

大幅安の後のリバウンドであり、下げ幅の大きさから上昇幅もそれなりの幅となりますが、再び相場の牽引役に成り得るには未だ日柄が必要かと思われ、大幅高の昨日でも新高値を取っている銘柄は材料内包の個別銘柄となっております。

 

昨日の上昇を受けて本日と週明けの月曜日の2日間で、配当落ち分260円を埋めて9月陽線で引けると2カ月連続で大きな下髭のいい形となり、今後予想される衆院解散総選挙も含めて10月から年末に向けての展開が大分明るくなってまいります。

 

さて、米国市場では然程気にかけられておりませんが、本日午後1時より自民党総裁選の投開票が行われます。メディアによれば上位3名は石破氏、高市氏、小泉氏、であり、決選投票にどの2名が残るかが第一の焦点です。

 

マーケットフレンドリーの観点からはダントツで高市氏、次いで小泉氏、石破氏は基本緊縮派ですから、財務省と馬が合いそうでマーケットとしてはネガティブに思います。

 

 

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