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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

海外マネーも流れに沿う個別銘柄を大量保有。

  

米国市場では注目のFOMCを前に、フィラデルフィア連銀景況指数、ISM製造業景況の先行指標として注目されるニューヨーク連銀製造業景況指数が発表され、予想マイナス4のところプラス111年ぶりの拡大圏浮上が材料視され、ダウは史上最高値を更新しました。

 

S&P500も高値まであと0.4%ほどの水準まで買われ、傍らNASDAQは半導体(SOX)指数の下落から、エヌビディアを中心としたハイテク銘柄が冴えない展開でありましたが、FOMCを前に東京市場とは比べ物にならないぐらい強い展開に思われます。

 

論議は利下げの幅に移り、0.250.5か、0.5だったらリセッション懸念、0.25だったらFRBの金融政策が後手に回るなど様々な意見が飛び交いますが、当然出てみないとわかりませんが、大山鳴動して鼠一匹…か、とも思われます。

 

東京市場は当欄でも申し上げている通り、暴落時の急落急騰の起点である35200円どころを2番底と捉えております。既に半導体関連は1番底を切っているものも見られますが、昨日は金融株などにも一部外国人投資家の売り玉が見られました。

 

先日取材した外資系のファンドマネジャーも、基本的に日本株については強気スタンスを維持しつつも、明確に米国が利下げに向かえば当然組み入れ銘柄は変わって来ますと申しておりましたので、既に変化は出ているものと思われます。

 

東京市場も中小型株に資金は移っており、昨日も大型株指数よりも中小型株指数の動きが勝っておりましたが、直近では中小型株に突然物言う株主であるアクティブファンドが大量保有報告書に名を連ねる場面が頻繁にみられます。外国人投資家の資金の動きもバラエティーに富んでいるようです。

 

今まで「森」を牽引して来た海外マネーですが、手を変え品を変え、明らかに「木」である個別銘柄に資金を投入して来ております。海外マネーも機を見て敏であります。

 

 

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