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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

日経平均500円安も、値上がり銘柄は値下がり銘柄の倍の数。

  

目先マクロ要因が出揃った米国市場ですが、内容は強弱交錯しており政府機関の閉鎖が長かっただけに指数のブレも想定され、次の正式な政府発表の指標が出ないとはっきりしないという有様で、つまり年明けまで待たなければという状況のようです。

 

一昨日FRBウォラー理事は、米金利を中立水準に戻すために来年05から1%の追加利下げを支持した上で急ぐ必要もないとの見解を示し、だいぶハト派寄りの発言もありましたが、マーケットの主要三指数はあまり反応しませんでした。

 

マーケットの関心はデータセンター投資を巡る不安材料に懸念持ち始めており、多額の投資に対するリターンの道筋がはっきりしないからでありますが、昨日はオラクルの大型投資の主体的資金供給元である資産運用大手ブルー・アウル・キャピタルが出資を見送るとのニュースが伝わりました。

 

その傍ら、アマゾンは新たにオープンAI100億ドルの投資を検討しているというニュースも流れ、こちらも強気、弱気が交錯する状況であり、現状調整色が強いAI関連銘柄にとっては避けては通れない時間帯と思われます。

 

米国安を受けた東京市場でも日経平均こそ500円安でしたが、値上がり銘柄は値下がり銘柄の倍をカウントしており、いつものようにソフトバンク、東京エレク、アドバンテストで400円下げを牽引しておりました。

 

従って再三申し上げております通り個別銘柄には資金は向かっており、年末で新たな材料は出にくくとも、テーマに沿った銘柄、決算内容の蒸し返し銘柄など、絶好の押し目を入れて来るものに物色は向かっております。

 

さて本日は日銀の金融政策決定後に植田総裁の会見があります。年内利益確定売り、損益通算売りなども峠を越えてまいります。来週以降はあく抜けからの上放れ期待の買いも入ると思われます。

 

 

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