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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

日銀政策決定会合通過が株高のトリガーとなるか...。

  

米国市場では今回のFOMCで予想通りの0.25%の利下げが発表され、材料出尽くし感もありましたが、米財務省短期証券を中心とした短期米国債の買い入れを同時に発表し、FRBは再びバランスシートを拡大させるという ポジティブサプライズも付いてまいりました。

 

パウエル議長は「QE(量的緩和)ではない」と説明しておりますが、市場では利下げしたにもかかわらず、米金利低下、ドル売り株高で反応しております。

 

今週は日銀の政策決定会合が控えますが、ことらも80%強の確率で利上げが想定されております。当然日米金利差縮小から為替は円高ドル安に傾いても良さそうなものですが、そうはならず為替もしばらくレンジの動きとなりそうです。

 

ドル円のみではなく、欧州ユーロも英ポンドも、更に豪州ドルも利上げが視野に入っているようで、こちらもドルが下がらない要因に加担しているようです。

 

米国の金利が決まり、いよいよ1819日の日銀政策決定会合で日本の金利が決まりますが、その後の金融政策に植田日銀総裁がどうコメントするかが最も重要視される課題かと思われます。

 

仮に0.25%上げたとしても0.75%です。更に中立金利とされる1%まで上げたとしても日米金利差は2.25-2.5%ありますから為替の反応も薄いかと思われ、昨年8月のようなパニックはないかと存じます。

 

メジャーSQを無事通過した東京市場はマクロの金利を見つつ、個別の材料を探求する相場展開が続くものと思われ、徐々に上値を探る展開になる筆者は考えます。

 

 

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