米国市場ではトランプ大統領のFRBクック理事への突然の解任請求から、当然中央銀行の独立性が疑われる事態に主要三指数は下落で反応、早々に後任理事の候補も発表する展開へと発展しました。
エヌビディアの決済を前に材料難のところにネガティブ材料となりましたが、解任請求を受けたクック理事側は、トランプ大統領が指摘する不正も無く、更に大統領にFRB 理事を解任する権利を無いとして訴訟になるようです。かろうじてFRBの独立性は最低限担保されたようです。
東京市場は決算前のエヌビディアが反発したことを好感し半導体株が上昇し、特に半導体後工程を得意とするアドバンテスト、ディスコが中心となり上昇しましたが、値下がり銘柄の数が値上がりを上回り、またTOPIXは下落していることからも値嵩株で牽引した形かと思われます。
東京市場の話題はステーブルコインですね。日本円に連動するステーブルコイン「JPYC」を金融庁が認可し今秋始動します。発行を手掛けるJPYCは資金決済法に基づく「資金移動業者」の登録を正式取得しました。
JPYCが発行するステーブルコインは日本円に連動する資産として、その価値は銀行預金や日本国債によって100%保全され、いつでも同額の日本円と交換できます。これは価格が大きく変動するビットコインなどの暗号資産とは決定的に異なります。
暗号資産とは全く異なるステーブルコインは即時決済が可能で、従来の銀行振り込みやクレジットカード決済に比べて手数料が圧倒的に安く、店舗や事業者にとっては実質的に手取りが増える可能性が高く、特に中小企業に恩恵が大きいと思われます。
JPYCはステーブルコインの発効にあたり裏付け資産として日本国債を購入しますので、このステーブルコインの普及が国債需要の底上げにつながるでしょう。暗号資産と全く違うステーブルコインの普及はWeb3での革命かもしれません。直近も仕上げたステーブルコイン関連銘柄を再度チェックしてください。
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