東京市場は強気が大勢を占めてくると、はしごを外されるといった展開の繰り返しです。今後の相場展開を予想すると、2つの経験則がぶつかり合います。
強気派は「1月の相場が高い年は、年間でも高くなりやすい」と上げ相場を強調します。しかし、弱気派は「企業業績が当初の予想から下方修正される年は下落する」と正反対の見方をしております。
実は日米の株式相場には1月効果というアノマリーがあります。1月相場と年間の騰落とは同じ方向になりやすいという経験則です。
戦後の1950年から2011年迄の62年間の日経平均は、44回方向が一致しました。ダウ平均の一致も115年間で73%にも達しています。
一方、業績見通しが下方修正される年は株価も下落するというジンクスもあります。13年3月期も業績下方修正の動きが出ているのは気になりますが、ここは「辰年→巳年は大相場」という過去の経験則も信じて、上げ相場に乗ってみる方に分がありそうです。
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