10月9日の株式市場は、山中伸弥氏のノーベル賞受賞でiPS細胞関連に買いが殺到し、大賑わいとなりました。
9月24日のこのコーナーでも、「山中伸弥氏のノーベル賞受賞でその関連銘柄が賑わう」とお話した通り、「タカラバイオ」「コスモ・バイオ」「DNAチップ」などが、あっという間に株価数倍増を達成しました。おめでとうございます。
iPS細胞に関する特許は主に京都大学が取得しており、民間企業は京都大学のライセンの管理会社「iPS—AJ」を経由してライセンスを供与されています。
リプロセル社(非上場・横浜市)は、iPS—AJから特許実施権許諾を得て心筋細胞などを作り出し、大手製薬会社に販売するなど、iPS細胞由来の臓器細胞開発では、他社をリードしています。
iPS細胞を使えば、これまで入手が困難だったヒトの細胞で新薬の効き目や毒性を調べることができます。そのため、創薬にかかるコスト削減や時間短縮ができるわけで、大手製薬会社もリプロセル社には注目しております。
リプロセル社では、創薬向けのiPS細胞の市場は2000億円超を見込んでおります。2003年に設立されたリプロセル社には、「伊藤忠商事」「ニプロ」「メディネット」「コスモ・バイオ」などが出資しておりますが、株式市場では、iPS関連の大本命である「リプロセル社」の早期上場を期待しております。
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