これからの相場を判断する上で、注目しなければならないことは、日経平均はリーマン・ショック時の2008年10月につけた安値6994円を、一度も下回ることなく4年間も頑強にモミ合っていることです。
今年を見ても、日経平均株価は6月4日につけた8238円96銭を底値に、7月25日の8328円を二番底として、短期上昇トレンドに入っていると判断でき、さらに世界の株式市場にも、一種の打たれ強さのような底堅さが見え始めております。
「相場は好材料で底は入らない。悪材料を織り込んだところが底」という相場格言があるように、そろそろ脱欧州から欧州危機後の相場展開をイメージし始めてもよい時期に差し掛かっております。
マーケットは先行きを不安視している分、逆に「予想より良好だった」、「思ったほど悪くなかった」というだけで大きく買われるような相場展開になっていくものです。
こうなるとシメタもので、買いが買いを呼ぶ株高連鎖が起こり、株が引っ張る形で経済全体がみるみる明るくなっていきます。株価上昇は資産効果につながり、企業の活性化や個人消費の活性化をもたらします。そして、景気の拡大に入っていくわけです。
株式市場は実勢経済に先行する特性を発揮します。
足元の閉塞感から徐々に逃れ、そろそろ、“第二次金融相場”で脚光を浴びる“スター候補株”を先回り買いしておきたいところです。
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