古来、株式市場では10月から11月にかけての相場を「秋相場」と呼んでいます。
証券会社が10月から下半期の営業活動のため、新たに注目テーマを設定し、証券会社独自の特選銘柄などを厳選して顧客に情報提供する時期であったことから、このように云われるようになりました。
しかし、昨今は証券会社の収益体質が変化し、株式売買手数料以外での収益が増加してきており、証券会社の営業活動を意識したものではなく、単に季節の「秋」を指すようになっています。
日本の株式市場は売買代金の約60%を海外投資家が占めており、投資信託やヘッジファンドなど機関投資家の決算がこの時期に集中することもあり、海外投資家の動きに相場は大きな影響を受けます。
今年はアメリカでは大統領選挙というビッグイベントもあり、景気対策や経済対策などが打ち出されることは必至で、日本の株式市場にも少なからず影響を及ぼすため、例年より一層注目が集まりそうです。
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