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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

年内3週間に期待、更に2022年相場にワクワク!

  

 年末相場も残すところ3週間でありSQ明けの来週以降が楽しみですが、更にここへ来て来年の東京市場への高揚感が止まりません。東証から直近の正式な投資主体別売買動向は本日発表されますが、オミクロン株が発見された後の2週間の外人投資家の売買手口が非常に気になります。

 

 現在は、昔のように売買注文が場立ち(証券会社の売買注文を取引所に繋ぐ人)を通すことはありませんし、電子化が進んだ経緯から、更に各機関投資家は売買注文を東証と直接つなぐシステムを独自で構築していることから、手口解析など出来なくなりましたが、ファンドマネージャー同士の情報交換から121日ぐらいから実需の買いが観測されているという情報は得ております。

 

 細かいヘッジファンドが散々売りを仕掛けているこの時期ですが、巨大な外資系ファンドが動いてくれば彼らは決して喧嘩せずあっという間に引き上げます。その位資金量が違いますので、ここでの巨大ファンドの動向は気になります。

 

 先週上がり3日間と今週月曜日は明らかにザラ場もたもた安く、一定の時間帯から引けかけて締まっております。そして火曜日、水曜日と大幅高となっており、今まで米国が高くても素直に反応しなかった東京市場にしては珍しい展開であります。

 

 先週から違和感は相当ありましたが、今週に入りヘッジファンドの強烈な買い戻しは、岸田首相の所信表明もありますし、オミクロン株の重症化リスクの少なさ、更にOECDによる2022年の日本の成長率の上方修正と、総合的判断から外資系ファンドの買い転換からではないかと思われます。

 

 であれば、SQ後の年末相場もひと味違って来ると思われますし、更に来年は60兆円の補正予算が投入されます。この金額は単純に言えば日本のGDP10%強押上げる効果がある訳ですが、この辺りもOECDの上方修正の根拠であり、1年間通してレンジを抜けられない日経平均、小型株市場に至っては下げのレンジ相場で推移の東京市場に久々のワクワク感を抱きます。

 

 SQ週のアノマリー、水曜日と木曜日を通過すると素直に年末相場、ここからが面白くないそうです。

 

 

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