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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

勝負の一週間。

  

 日米ともに株式市場の波乱は続いておりますが、東京市場も大発会以降全くいいところ無しの状況で、27000円を維持できるかが焦点となっております。こうなると弱気筋の売名行為も始まり、やたらと安い水準を唱える声が聞こえてまいります。

 

 しかも先週末お馴染みの松井証券の個人投資家の評価損率が発表され、実のマイナス34%超えという数字には驚きましたが、これはズブズブの追証の状況であります。そんなところに日経平均23000円から22000まで下げるぞとの警笛を鳴らされると、どうしても耳を傾けがちです。

 

 PER13倍の今の水準から、更に11倍台まで下げる裏付けというのも疑わしいのですが、半ばパニック状態となると、とんでもない水準まで投資家の耳目を集めることが容易にできます。二年前の新型コロナウィルス勃発時でも、未知のウイルスによりリーマンショックを下回る安値を唱える媒体が結構ありましたが、そのくらいメディアは売るために煽ります。

 

 いずれにしても今週は、米国では冒頭題目のようにビッグイベントの週です。足元の原油、長期金利動向からインフレが進んでおりますが、FRBがどのタイミングで、どれだけの幅で利上げして来るか、市場は三月でテーパリング終了、年4回の利上げ、更に年中盤辺りでバランスシートの縮小ぐらいまでは既に織り込んでいると思われます。

 

 この内容から大きく乖離するような内容でなければあく抜け感が台頭すると思われますし、更にGAFAMと言われる巨大IT企業の決算が始まります。時価総額の関係からも、これらの決算次第といっても過言ではないと思われます。

 

 さて、東京市場も今週から決算発表が始まりますが、事前予想は結構良い内容を掲げるアナリストが多いようです。先週末はザラ場700円安を覗きましたが引けでは抵抗力を見せ、昨日は300強売られながらも引けにはプラス転換。日経平均、TOPIXともに久々の三連続陽線(残念ながら酒田五法、赤三兵とはならず)となりました。

 

 東証マザーズ、JASDAQは昨日も下値を更新しておりますが、明らかに押し目買い勢力は出てきております。八手十手の域ゆえに、信用建玉整理の傍ら新規資金も入っているものと思われ、こちらも転換点は近い状況と思われます。 

 

 

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