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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

重ねて勝負の一週間。

  

 日米ともに引き続き株式市場の波乱は続いておりますが、一昨日の米国市場の乱高下は凄かったですね、一時1100ドル以上の下落から、戻すこと逆に99ドル高の引けで、NASDAQS&P500も同じような動きでした。その前まで6日連続安という下落であり、2年前の新型コロナウィルス発症時に一回あっただけでそれ以降は全くありません。

 

 その意味では、あれだけ大きな下髭を出しましたので底入れ足と判断してよろしいか思われますが、ただ、テクニカル的なあれだけの下髭でももう一度髭の部分を覗きに行く場面が可能性としてはありますので、そこだけ注意すればと思います。

 

 今回はFOMCを前にウクライナ情勢が緊迫度を増したために、波乱に拍車がかかりましたが、近くの戦争を意識される欧州は強烈に売られましたが、その流れを受けて大幅安した米国は、欧州市場が閉まるとそこから大きく戻しプラス圏での引けております。

 

 ウクライナ情勢は気がかりなものの、米国市場の一番の関心ごとはFOMCであり、結局米国の事情が優先しウクライナ情勢はどこかで、お互いの振り上げた拳は治められると市場は判断しているのではないでしょうか。このケース、当事国にとってもデメリットの大きさは尋常ではありませんので…。

 

 さて東京市場の日経平均は今のところ4週連続安となっており、ことらも2年前のコロナ急落以来の下げとなっておりますが、昨日勝負の一週間と申し上げました通りであり、ウクライナ情勢でも、バイデン大統領が譲歩案をプーチン大統領に提案するというのも今週です。

 

 また、日本の決算発表も始まり、米国ではGARFAの決算も伝わります。更に重なりますが、OECDIMFのインフレ見通しも昨年第四クォーターがピークと判断され、徐々に鎮静化との見通しです。

 

 まさしく勝負の週の一番厳しいところか…。

 

 

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