値上げの波が更に大きくなってまいりました。昨年一年間を見ても40ドル台の原油が80ドル台まで上昇しており、あまり目立たないまでも関連商品の値上がりは見られておりましたが、今年はウクライナ戦争を契機に原材料高、資源高に拍車がかかり、いよいよ値上げの大波となって我々の生活に襲い掛かかります。
海外のように、生活必需品などの値上がりとともに賃金も上がればよろしいのですが、それでも岸田総理のお願いベースは3%のベースアップです。上場企業のなかには応える企業も見られますが平均ベースで2%であります。これは1部・2部上場の平均で、その他多数の企業を加えればかなり遠い話であります。
3%の賃金アップが伴ったインフレであれば、日銀が目指す2%の消費者物価指数の上昇も、経済規模の拡大を伴い好ましいのですが、ほとんどそこまで賃金上昇を望めない層の生活防衛はどうすればいいのか?
当然、今まで頑張って貯めてきた貯金も目減りして行きます。仮に消費者物価指数が2%近くに上昇したとしても、われわれの預金金利がそれに追いつくことは考えられません。
従って生活防衛には株式しかありません。バブルの時を思い出せば不動産も格好の投資対象ですが、資金的ハードルが高いことと、流動性に難があることで、いの一番は株式投資であります。
しかも昨日の権利落ち後の東京市場は連日申し上げている通り、物色対象が広がり明らかに個人投資家が俄然儲け易くなってきております。
日経平均は200円安でも昨日もストップ高は12銘柄出ておりますが、今まで出遅れており割安に放置されていたものの一斉蜂起であります。昨日話題の「イボキンHD」(5698)も全くその部類です。
我々個人投資家軍団は楽しくなってまいりました。銘柄に悩んだら一報いただければ、弊社がお手伝いいたします。
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。